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いびきがうるさいのは、私自身だった
隣で寝ている人のいびきがうるさくて眠れない。そんな悩みを抱えている人は多いと思います。
実は我が家でうるさいと言われていたのは、他でもない私自身でした。以前から妻に「いびきがすごい」と指摘されていたものの、正直そこまで深刻には考えていませんでした。
改めて自分ごととして向き合った結果、原因は治せないと分かり、せめて音だけでも防ぐ方法として、妻のためにAnker Soundcore Sleep A30を買うことにしました。この記事では、いびきをかく本人という珍しい立場から、実際に使ってもらった結果を正直に書きます。
先に結論:満足だが弱点もあり
結論から言うと、Sleep A30を買ったことに後悔はありません。妻はぐっすり眠れるようになったと言っていて、総合的な満足度はかなり高いです。
ただし良いことばかりではありません。色選びで失敗しましたし、肌トラブルが出ることもあります。バッテリーとマスキング音のパターン数には、トレードオフの関係もあります。
この記事では、良い面だけでなく気になった点も含めて、実際に使ってみた結果を正直にまとめていきます。
原因は治らない。発想を変えた

私のいびきの原因は、慢性的な鼻炎でした。
耳鼻科で相談しても、私のいびきは呼吸が止まるような重度のものではなく、経過を見ながら付き合っていくレベルとのことでした。
医師に薦められた、横向きで寝る・枕を変えるといった対処法も試しましたが、効果は今ひとつでした。
原因そのものを治せないなら、症状に対処するしかありません。そこで、いびきという原因ではなく、音という結果を消す発想に変えました。
耳栓や普通の睡眠用イヤホンも候補にはありましたが、いびきを検知して自動でマスキング音を出す機能は他ではあまり見かけません。この一点に惹かれて、Anker Soundcore Sleep A30を選びました。
いびきマスキング機能とは(A30の核心機能)
Sleep A30の核心機能は、いびきマスキングです。充電ケースがいびきをリアルタイムで検知し、その音量や高さに合わせたマスキング音を自動で生成してくれます。
似たような睡眠用イヤホンにA20がありますが、A20にはこの機能がありません。A20はノイズキャンセリングと遮音が中心で、いびきの検知・マスキングという発想自体が搭載されていないのです。
バッテリー・価格・カラー
バッテリーは、ノイズキャンセリングをオンにした場合、妻が使っているローカル再生モード(Bluetooth解除)で本体のみ最大8.5時間、充電ケースと併用すると最大45時間もちます(2026年7月執筆時点の参考値・Anker Japan公式より)。
価格は定価29,990円ですが、2026年7月のAmazonプライムデー(7月10日〜13日、先行セールは7月7日から)では20,990円(30%オフ)まで下がっていました。プライムデーやブラックフライデーのような大型セール時期に値下げが出やすい傾向があるものの、この価格が今後も続くとは限りません。カラーはオフホワイト・パステルグリーン・ライトパープルの3色展開です。
妻に使ってもらった感想
実際に使っているのは私ではなく妻です。使い始めてからの感想を、良かった点・気になった点の両方で詳しく聞きました。
良かった点:ぐっすり眠れた

まず装着感です。横向きで寝ても耳は痛くならず、朝まで外れずに着けていられるとのことでした。
マスキング音は、ローカルモードではアプリから転送した1曲だけが再生される仕様です。1曲だけと聞くと物足りなく感じるかもしれませんが、お気に入りの「雨音」を1つ決めてしまえば十分だったと妻は話しています。私のいびきを含め小さな音が聞こえなくなり、ぐっすり眠れるようになったとのことでした。
このマスキングの効き目を、家族全員が実感した出来事がありました。子供が夜中に部屋に入ってきたとき、妻はマスキング音で気づかず、突然そばに来られて驚いたことがあるそうです。起こされてびっくりした、というくらい音がしっかり遮られている証拠だと感じました。
気になった点:色と肌トラブル
正直な話も聞きました。まず色です。本当はホワイトが欲しかったのに、注文時に間違えてライトパープルを購入してしまったそうです。ただ色自体が薄いため、実際にはあまり気にならないと言っています。
もう一つは肌トラブルです。一番小さいサイズのイヤーチップを使っていますが、たまに耳が痒くなることがあるとのことでした。もともと他のイヤホンでも痒くなりやすい体質らしく、その中では比較的マシな方だと本人は評価しています。
マスキング音のパターンも変更できますが、パターンを増やすとバッテリーを消費するため、実際に使えるパターンは限定されるとのことでした。なお睡眠スコアやアラーム機能はアプリの記録を確認しておらず、この記事では実際に確認できた範囲だけを書いています。それでも「メリットの方が圧倒的に大きい」というのが妻の評価です。
合わなかった時のリスクを試算

睡眠用のイヤホンは、実際に着けて眠ってみないと合うかどうか分かりません。安い買い物ではないので、合わなかったときのリスクが気になる人も多いと思います。
そこでメルカリの実売データを調べてみました。
メルカリの実売価格
美品(目立った傷や汚れなし)の条件で、実際に売れた価格を集めると、18,000円・20,000円・20,000円・20,700円・21,500円・21,500円・22,000円(極美品)という結果でした(ジャンク品・大幅損傷品は除く。2026年7月時点のSOLD実績)。
ここから手数料10%と送料450円を差し引いた手取り額は、おおよそ17,550〜19,800円になります。
損失額を試算する
定価29,990円で買った場合、手放したときの損失額は約10,200〜12,400円になる計算です。
一方、セール価格20,990円で買えた場合の損失額は、約1,200〜3,400円まで下がります。合わなかったらどうしようという不安に対しては、「セール時に買えば、試すリスクは数千円程度で済む」というのが具体的な答えになります。
A20との違い(マスキング機能の有無)
価格を抑えたい場合、A20を検討する人もいると思います。A20のバッテリーは商品ページの表記で最大55時間(音楽再生時)とされており、数字だけを見ればA30より長持ちです。
ただしA20には、いびきを検知してマスキング音を出す機能そのものが搭載されていません。ノイズキャンセリングと遮音を中心とした製品なので、いびき対策という今回の目的には直結しないのです。
いびき対策として選ぶなら、A20で妥協すると一番の目的を失うことになります。バッテリーや価格だけで比較するのではなく、何のために買うのかを軸に選ぶことをおすすめします。
まとめ
自分がいびきをかく側だと自覚してから、原因を探り、音を防ぐ手段としてSleep A30にたどり着きました。実際に使っているのは妻ですが、ぐっすり眠れるようになったという言葉と、子供が来ても気づかなかったというエピソードが、何よりの成果です。
色選びのミスや肌トラブルなど、正直なマイナス面もありました。それでも総合的な満足度は高く、買ってよかったと感じています。
なお、いびきが呼吸の停止や日中の強い眠気を伴うような重度のものである場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。私自身も一度耳鼻科で診てもらい、重度ではないと分かって正直かなり安心できました。心当たりがある人は、イヤホンでの対処だけに頼らず、一度医療機関に相談してみると、私のように安心できるかもしれません。
