ふるさと納税のやり方【初心者・会社員向け】3ステップで完了【2026年版】

はじめてのふるさと納税 3ステップで完了 生活
生活

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「ふるさと納税、気になっているけど何からやればいいの?」

「自分はいくらまで寄付していいの?」

「手続きが面倒そうで、毎年先送りしている」

とうちゃん
とうちゃん

この記事を読めば、初めてでもふるさと納税ができるようになります。

この記事でわかること
  • どんな仕組み?→寄付は翌年の税金の先払い。自己負担2,000円で返礼品がもらえる
  • 何から?→「上限額を調べる→寄付する→申請する」の3ステップだけ
  • いくらまで?→上限額はシミュレーターで5分
  • 手続きが面倒?→会社員はワンストップ特例で、申請はスマホで10分

この記事では、夫 会社員(年収600万円)・妻パート・子ども2人の家庭を例にしています。チェックリストを上から埋めていけば、ふるさと納税が自然に終わります。

この記事を書いた人

きままなとうちゃん

きままなとうちゃん

✅ FP2級に一発合格(保有資格32個)
✅ 会社員・二児の父
✅ ふるさと納税で電気の返礼品を3年利用中
✅ 医療費控除の年はe-Taxで確定申告も経験
✅ 2026年はスマホだけでオンライン申請まで完了

ふるさと納税を一言でいうと

一言でいうと

上限までの寄付なら、自己負担2,000円で返礼品がもらえる税金の前払い

寄付したお金は、翌年の税金の前払いになります。前払いした分、翌年の住民税が安くなります。

ふるさと納税のお金の流れ(会社員・ワンストップ特例・6万円寄付)。12月31日までに寄付6万円、お礼の品、1月10日までに申請書、5〜6月の住民税決定通知書で寄附金税額控除額5.8万円を確認、6月から住民税21.2万円を給料天引き

5〜6月に届く住民税の決定通知書で、「寄附金税額控除額」に寄付額−2,000円が載っていれば成功です。

よくある勘違いですが、税金の合計は安くなりません。税金の支払先が、住んでいる市区町村から寄付先の自治体に変わるだけです。さらに、自己負担額の2,000円は余分に払うことになります。

わたしが払うお金の比較。寄付しないと住民税27万円、寄付すると住民税21.2万円+寄付6万円で差は自己負担の2,000円だけ。お礼の品の価値が2,000円より大きければ得

つまり、1年の返礼品の合計が2,000円より価値があれば、その分がお得です。

クイズ

上限6.9万円の人が、3つの自治体に2万円ずつ、合計6万円を寄付しました。自己負担の合計はいくら?

① 2,000円 ② 6,000円 ③ 18,000円

正解は①の2,000円です。自己負担は寄付の回数に関係なく、1年で2,000円です。6万円から2,000円を引いた5.8万円が、翌年の税金から引かれます。

上限額を超えて寄付すると、超えた分はほぼただの寄付になります。だから手順①で、最初に上限額を調べます。

申請方法は、ワンストップが基本

申請方法は、寄付する前に決めます。申込画面で「ワンストップ特例を希望する」かどうかを選ぶからです。

ワンストップ特例は、確定申告をしなくても、寄付先に申請書を出すだけで住民税から控除される仕組みです。次の2つに当てはまれば使えます。

  • 確定申告をしない会社員(年末調整だけで税金が終わる)
  • 1年の寄付先が5自治体以内

次のどちらかに当てはまる人は、ワンストップが使えません。確定申告で、寄付を全部申告します。

  • 寄付先が6自治体以上
  • 確定申告をする人(医療費控除、住宅ローン控除の1年目、副業など)
迷っている・わからない人は

とりあえずワンストップでOKです。

  • 来年、医療費控除をするかもしれない
  • 自分が確定申告をする人かわからない

あとで確定申告をすることになっても、心配いりません。

確定申告をすると、ワンストップの申請は自動的に無効になります。代わりに、確定申告でふるさと納税を申告すれば、控除はきちんと受けられます。ワンストップの取り消しの手続きも要りません。

ふるさと納税の申請方法の決め方(会社員)。寄付先が5自治体以内ならワンストップ特例が基本。6自治体以上なら確定申告。翌年に確定申告をすることになったら、寄付を全部申告書に書いて上書き。しなければ5〜6月の住民税決定通知書で寄附金税額控除額を確認して完了

※同じ自治体に何回寄付しても「1自治体」と数えます。

手順①源泉徴収票で上限額を調べる

ふるさと納税できる上限額は、寄付サイトのシミュレーターが便利です。源泉徴収票の数字をシミュレーターに入れるだけで上限額がすぐにわかります。

源泉徴収票の見る欄は4つ

会社からもらう、前年(2025年分)の源泉徴収票を用意します。

源泉徴収票で見るのは4つの欄

シミュレーターに入れて、上限額を調べる

  1. ポータルサイトの詳細シミュレーターを開く
  2. 源泉徴収票の①〜④を入れる
  3. 出た金額が、今年の寄付の上限額

年収と家族構成だけで出す簡易版シミュレーターもありますが、使いません。iDeCoや医療費控除も反映できる詳細シミュレーターを使って正確に上限額を確認します。

とうちゃん
とうちゃん

私は、上限額の8〜9割を予算にしています。

ピヨコ
ピヨコ

なんで上限いっぱいまで寄付しないの?

とうちゃん
とうちゃん

今年の収入は、12月まで決まらないからです。上限を超えた分は、ほぼただの寄付になってしまうので、12月の給与が確定するまで余裕を残しています。

上限額は、今年の年収で決まります。

ただ、会社員は年収が大きく変わらないことが多いので、去年の源泉徴収票で出した上限額でも目安にできます。転職や賞与の増減などで今年の収入が大きく変わる人だけ、給与明細を足し合わせて今年の見込みを確認しましょう。

※シミュレーターが「2026年分」になっているかを確かめます。今年から家族を扶養に入れた人は、今年の家族構成で入れます。

手順②寄付サイトから申し込む

ふるさと納税は、専用の寄付サイト(ポータルサイト)から申し込みます。楽天ふるさと納税・ふるなび・さとふる・ふるさとチョイスなどがあり、ネットで買い物をするのとほぼ同じ手順です。

サイトは1つに絞る

まずは、どれか1つでやってみます。どのサイトでも、寄付の仕組みと控除は同じです。ポイントやキャンペーンの違いは、慣れてから比べれば十分です。この記事では、私が使ったふるさとチョイスの画面で説明します。

※返礼品の選び方は、記事の最後の「返礼品の選び方」にまとめています。

1サイトに絞ると、次のメリットがあります。

  • 寄付の合計額が1つの画面でわかる(上限超えを防げる)
  • 寄付した自治体の数がわかる(6自治体目を防げる)
  • 寄付の履歴がまとまり、確定申告のときも探しやすい

申込画面で入れる4つ

  1. 寄付者は、税金を払っている本人にする。氏名・住所は住民票どおりに入れる
  2. 支払いは、寄付する本人名義のカードにする
  3. ワンストップの人は、ワンストップ特例を「希望する」を選ぶ
  4. 決済して、寄付した自治体名と金額を控える
申込画面で入れる4つ(模式図)。1 寄付者は税金を払っている本人で氏名・住所は住民票どおり、2 支払いは本人名義のカード、3 ワンストップの人は「希望する」、4 決済後に自治体名と金額を控える

12月31日までに決済する

クレジットカードなら、12月31日23時59分までに決済すれば今年の寄付になります。

クレカ払いには、ほかにもメリットがあります。

  • 締め切りがいちばん遅い(決済した日が寄付した日になる)
  • カードのポイントが付く(ふだんの買い物と同じ)
  • その場で支払いが終わる(振込や払込票の手間がない)
とうちゃん
とうちゃん

クレジットカード以外の払い方は、締め切りが早いことがあります。

手順③寄付した自治体に申請する

申請のやり方は、ワンストップの人と確定申告の人で違います。

  • ワンストップの人:寄付ごとに申請する(翌年1月10日必着)
  • 確定申告の人:確定申告で寄付を全部申告する(翌年3月15日まで)

ワンストップの人:3つのルール

  • 締め切りは、寄付した翌年の1月10日必着
  • 寄付ごとに申請する(同じ自治体に2回寄付したら2回)
  • 申込画面で「希望する」を選んだだけでは、申請は終わっていない
とうちゃん
とうちゃん

年末ぎりぎりに寄付すると、申請が年明けの数日に詰まります。申請は、早めに済ませておくと安心です。

ワンストップの人:スマホで10分で完結

オンライン申請に対応している自治体なら、スマホとマイナンバーカードで申請できます。

用意するもの
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードを読み取れるスマホ
  • 数字4桁の暗証番号(券面事項入力補助用)
  • 英数字6〜16桁の署名用パスワード

申請ページのURLは、寄付した後に自治体からの案内メールで届きます。

申請の流れ

  1. メールから、申請ページを開く
  2. 申請する寄付を選ぶ
  3. マイナンバーカードを読み取り、暗証番号4桁を入れる(住所などが自動で入る)
  4. 電話番号・氏名・生年月日を入れて、内容を確かめる
  5. もう一度カードを読み取り、署名用パスワードを入れる
  6. 「申請完了」の画面が出たら終わり(スクショを残す)
スマホでのオンライン申請の画面(自治体マイページ)。①申請する寄付を選ぶ、②マイナンバーカードを読み取り4桁の暗証番号、③署名用パスワード、④オンラインワンストップ申請完了

※オンラインで申請した場合、紙の申請書の郵送は要りません。

ワンストップの人:紙で申請するとき

オンラインに対応していない自治体や、マイナンバーカードがない人は、紙の申請書を郵送します。やることは4つです。

  1. 申請書を用意する
    • 寄付先から届く(なければ自治体のサイトから印刷)
  2. 申請書に書く
    • 住所・氏名・マイナンバー・寄付した日と金額
    • 最後のチェック欄2つに必ずチェック
  3. コピーを添える
    • マイナンバーカードの表と裏
    • カードがない人:マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証など
  4. 寄付先に郵送する
    • 寄付ごとに1通
    • 翌年1月10日必着
とうちゃん
とうちゃん

チェック欄の付け忘れと、カードの裏のコピー忘れが多いです。

確定申告の人:寄附金控除を申告する

ワンストップの申請は要りません。やることは2つです。

  • 自治体から届く寄附金受領証明書を保管する
  • 翌年2月16日〜3月15日の確定申告で、寄附金控除に寄付の合計金額を入れる

※e-Taxでマイナポータル連携を使うと、寄付のデータが自動で取り込まれる場合があります。取り込まれた金額が全部の寄付と合っているか確かめます。操作で迷ったら、税務署の電話相談で聞けます。

住民税の答え合わせまでがふるさと納税

寄付から答え合わせまでの1年の流れ

ふるさと納税の1年の流れ(2026年分の寄付)

翌年5〜6月:住民税の通知書で答え合わせ

会社員は、5〜6月に、住んでいる市区町村が作った「特別徴収税額の決定通知書」を会社から受け取ります。ワンストップの人は、摘要欄の「寄附金税額控除額」が、寄付額から2,000円を引いた金額と合っているか確認しましょう。

住民税の通知書は摘要欄の寄附金税額控除額を見る(6万円寄付の例)。ワンストップの人は寄付額−2,000円=58,000円。確定申告の人は寄付額−2,000円−所得税で戻った分(所得税で戻った分は確定申告の還付金として先に受け取っている)

金額が合わないときは

  • 「寄附金税額控除額」が載っていない/「申告特例適用除外」とある
    • 原因:ワンストップが反映されていない(申請漏れ・書類の不備など)
    • 対応:住んでいる市区町村の住民税の担当に問い合わせる。確定申告(還付申告)をすれば、5年以内なら取り戻せる
  • 金額が「寄付額−2,000円」より少ない(ワンストップの人)
    • 原因:一部の寄付を申請し忘れた(申請は寄付ごと)、上限を超えた
    • 対応:寄付サイトの寄付履歴と申請の完了画面を見比べる。申請し忘れた分は、確定申告(還付申告)で取り戻せる
  • 確定申告したのに、寄付の分が少ない・載っていない
    • 原因:申告書に寄付の一部を書き忘れた
    • 対応:税務署に「更正の請求」を出す(申告の期限から5年以内)

よくある質問

Q1. 上限を超えて寄付したら?

超えた分は、ただの寄付になります。寄付を1サイトにまとめると、合計額を管理しやすくなります。

Q2. 今年、転職しました。上限はどう出せばいい?

前の会社と今の会社の給料を合わせた、今年の見込み年収で出します。前年の源泉徴収票は参考にしかなりません。見込みがぶれやすいので、私なら予算は控えめにします。

Q3. 共働きです。どっちが寄付する?

2人とも、それぞれの名義で、それぞれの上限まで寄付します。上限額を家族で合算することはできません。控除は、寄付した本人の税金からしか引かれません。たとえば夫の名義で2人分をまとめて寄付すると、夫の上限を超えた分は控除されません。

Q4. iDeCoや住宅ローン控除があると、上限は変わる?

iDeCoをしていると、ふるさと納税の上限額が下がります。住宅ローン控除は、上限額にほとんど影響しません。ただ、住宅ローン控除で所得税がゼロの人は、確定申告をすると自己負担が少し増えることがあります(ワンストップなら影響しません)。どちらも、源泉徴収票の4か所をシミュレーターに入れれば、自動で反映されます。

Q5. 医療費が多い年に、いつもどおり寄付したら?

医療費控除をすると、ふるさと納税の上限額が下がります。シミュレーターでこまめに確認しましょう。

Q6. ワンストップの申請書を出し忘れたら?

1月10日を過ぎると、ワンストップは使えません。確定申告で寄付を申告すれば大丈夫です。去年より前の分も、確定申告(還付申告)なら5年以内は取り戻せます。

Q7. 6自治体目に寄付したら?

ワンストップが使えなくなります。その年は、確定申告で寄付を申告すれば大丈夫です。

Q8. 年内に引っ越しました。どうする?

ワンストップを申請した人は、翌年1月10日までに、寄付した自治体に変更届を出します。これから寄付する分は、新しい住民票の住所で申し込みます。

Q9. 確定申告で寄付を書き忘れたら?

そのままだと、寄付の控除がゼロになります。あとから税務署に「更正の請求」を出せば、取り戻せます(申告の期限から5年以内)。

Q10. 返礼品をたくさんもらうと、税金はかかる?

返礼品は「一時所得」になります。ほかの一時所得と合わせて年50万円までは、税金はかかりません。ふつうの寄付額なら、まず気にしなくて大丈夫です。

Q11. 困ったときは、どこに相談する?

  • 上限額・住民税の控除・通知書の見方:住んでいる市区町村の住民税の担当
  • 確定申告・所得税:税務署(国税庁の電話相談センター)
  • 返礼品・寄付の手続き:寄付した自治体・寄付サイトの窓口

返礼品の選び方

返礼品の選び方は、大きく2つです。

  • 贅沢品を選ぶ:お肉・海産物・果物など、ふだん買わないもの
  • 生活必需品を選ぶ:お米・日用品など、どうせ買うもの
とうちゃん
とうちゃん

最近は、生活必需品を選ぶ人が増えています。

近年は日用品が人気

ここ数年は、トイレットペーパーやティッシュなどの日用品が人気です。

さとふるの人気お礼品TOP10。2024年はティッシュ4位・トイレットペーパー8位、2025年はティッシュ5位・トイレットペーパー7位、2026年上半期はトイレットペーパー1位・ティッシュ2位・トイレットペーパー7位と8位。ほかは牛タン・ホタテ・シャインマスカットなど

現金がいちばんうれしい人へ:電気の返礼品

全国で使える商品券や電子マネーは、ルールで返礼品にできません。

とうちゃん
とうちゃん

そこで選択肢になるのが、電気です。

返礼品を電気でもらうメリット
  • 電気代が安くなる
  • 価値が金額でわかりやすい
  • 保管場所に困らない
  • 浮いたお金を自由に使える
とうちゃん
とうちゃん

わが家は、CO2フリーでんきを利用しています。

1口(1万円)で、2,500円分の電気代になります。

返礼品の電気は、寄付先の町にある再エネ発電所から生まれた、CO2を出さないクリーンな電気です。応援した町のエネルギーを使えます。

寄付した返礼品のページ(御前崎市・1口1万円)
御前崎市に1口(1万円)を寄付した実際の画面(出典:ふるさとチョイス)
検針票(ポイント等充当額−3,000円・精算額500円)
電気代に充てられた実際の検針票

※1口あたり、お礼の3,000円から、CO2フリーでんきの料金500円が引かれて2,500円になります。

※中部電力ミライズと契約している人向けです。電力会社によって、仕組みは違います。

体験談は、中部電力のふるさと納税で電気代を0円にしてみた【明細つき】にまとめています。

\電気代に充てられる返礼品/ふるさとチョイスの公式サイトはこちら

まとめ

会社員のふるさと納税は、この5つで終わりです。終わったものから✓を付けていきましょう。

やることチェックリスト

※確定申告をする人は、手順③が「翌年3月15日までに確定申告」に変わります。

出典

きままなとうちゃん

資格32個、すべて一発合格の会社員。
【取得資格】
・電験三種
・第一種/第二種電気工事士
・1級電気工事施工管理技士
・消防設備士 甲種1〜4類
・危険物取扱者 乙種1〜6類
・FP2級
・簿記3級 など
工業高校で教わった合格ノウハウ🎓と、
暮らしの困りごとをFP目線で発信中📝

ポテチは「のりしお」派🥔

プロフィール

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