【電車の学割】中・高・大学生なら運賃が2割引にできる!

家計改善

(※アフィリエイト広告を利用しています)

JRのこども運賃は小学生までです。

中学生は「おとな」で、半額にはなりません。

支払いが倍になるので、家計には痛いですよね。


実は、JRには中学生でも運賃の割引を効かせる方法があります。

それは、「学割証」です。

この「学割証」を使うと、学割で運賃が2割引になります。

この学割制度は中学生から大学生までが対象です。

ここでは、「学割証」の入手方法と使い方について解説していきます。

学割証のもらい方

学割証はどこでもらうの?JRの窓口かな?

いいえ、違います。

学割証は学校で発行してもらいます。

中学校の場合、まずは担任の先生に言えばOKです。

大学の場合は事務局で手続きします。

学割証をもらうまでの流れは次のとおりです。

①学校で学割証の申込書をもらう。

②申込書を記入する。

③申込書を学校へ提出する。

④学校が学割証を作成する。

⑤学校から学割証が生徒に配布される。

申込書とはどんなものか、次に解説します。

申込書の書き方

先生に「学割証を発行してほしい」って言ったら、
学割証の発行申込書をもらったよ!

どんなことを記入するんだろう?

学割証の申込書に記入する内容です。

学校ごとに様式が違うので、一例となります。

①申込者の情報(生徒の氏名・学年、保護者の氏名など)

②行き先

③旅行の目的

④旅行の日程

⑤必要枚数

もう少し詳しく教えて!

①申込者の情報

生徒の氏名・学年、保護者の氏名などを記入します。

②行き先

目的地を記入します。

住所や駅などです。

③旅行の目的

ここはとても重要です。

条件に適合しないと、学割証は発行してもらえません。

3 使用目的の範囲
機構又は都道府県等から学割証の様式の配付を受けた学校は、制度の趣旨に鑑み、原則として次の目的をもって旅行をする必要があると認められる場合に限り、学生生徒に対して学割証を交付するものとする。
(1) 休暇、所用による帰省
(2) 実験実習並びに通信による教育を行う学校の面接授業及び試験などの正課の教育活動
(3) 学校が認めた特別教育活動又は体育・文化に関する正課外の教育活動
(4) 就職又は進学のための受験等
(5) 学校が修学上適当と認めた見学又は行事への参加
(6) 傷病の治療その他修学上支障となる問題の処理
(7) 保護者の旅行への随行

出典:独立行政法人日本学生支援機構HPより“学校学生生徒旅客運賃割引証取扱要領“から抜粋

④旅行の日程

出発日と帰着日を記入します。

⑤必要枚数

学割証は切符を買うと回収されてしまいます。

片道切符を2枚買う場合は、学割証も2枚必要です。

申込書の書き方まとめ

以上の内容を読んで頂けると分かると思いますが、

学割証の申込書は旅行ごとに提出が必要です。

旅行が内容が決まってから学割証を申請しよう!

学割証が発行されるまでの日数は?

学割証は、申込当日の発行は出来ません。

私の経験では、1週間見ておけば十分かと思います。

ただし、連休や夏休みに利用する学割証は、休業前に発行してもらわなければならないので注意です。

学割切符の買い方

学割証を発行してもらったよ!
学割切符はどうやって買うの?

学割切符はJRの窓口で買います。

学割証、学生証(忘れずに!!)を持っていってください。

学生本人が窓口に行く必要はなく、代理の方でも購入は可能です。

注意点① 片道101km以上で使える

学割は、JRを利用し、片道101キロメートル以上ある場合、運賃が2割引となります。

100km以下の利用では学割証は発行してもらえません。

注意点② 特急券は割引にならない

学割は運賃(乗車券)のみに適用されます。

特急券はおとな料金が全額かかります。

私鉄でも使える!

JR以外では学割は使えないの?

学割はJRの制度ですが、実は、使える私鉄もあります。

最後に学割が使える私鉄をご紹介します。

学割が使える私鉄① 近鉄

学生割引

  • 近鉄の指定している中学・高校・大学・専修・各種学校の学生または生徒の方が片道101km以上ご乗車になるときは、普通運賃が2割引となります(小学生の割引はありません)。1km未満の端数は1kmに切り上げます。
  • お買い求めの場合は、学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(JR線用と同じもの)を窓口へお出しください。
  • ご利用の際には、必ず学生証を携帯してください。
出典:近畿日本鉄道HPより“乗車券のご案内“から抜粋

近鉄はJRと同じ学割証で学割が使えます。

学割が使える私鉄② 名鉄

学生割引

JR指定の学校の学生・生徒の方が、営業キロが片道100キロをこえる区間をご乗車になる場合は、運賃は2割引になります。学校の発行する「学校学生・生徒旅客運賃割引証」に学生証を添えて、窓口でお求めください。なお、学生証は旅行中でも必ず携帯し、係員が呈示を求めたときは、お示しください。

出典:名古屋鉄道HPより“障害者割引および学生割引“から抜粋

名鉄も学割が使えます。

学割が使える私鉄③ 南海

第 27条
南海電鉄が別に定める学校(以下「指定学校」という。)の学生又は生徒が、片道の区間を
100キロメートルをこえて旅行する場合で、第28条の規定による学校学生生徒旅客運賃割引証を提出 したときは、その旅客運賃割引証1枚について1人1回に限り、割引普通乗車券を発売する。

出典:南海電気鉄道HPより“旅客営業規則“から抜粋

南海も学割が使えます。

学割が使える私鉄④ 東武

片道の営業キロが100㎞をこえる区間をご利用になる場合に、

普通旅客運賃の2割引で乗車券を発売いたします。

(例)JR線にお乗換えの場合、東武線またはJR線のいずれかの区間が100㎞をこえる場合、こえた会社線の区間のみ、普通旅客運賃の2割引で乗車券を発売いたします。

※割引で算出された1円単位のは数は10円単位へ切り上げます。

※学生割引を適用するには、指定学校(JRで指定した学校をいいます。

   ただし放送大学を除きます)で交付された学校学生生徒旅客運賃割引証

   (以下:旅客運賃割引証といいます)が必要になります。

※旅客運賃割引証に必要事項を記入し、駅窓口にご提出のうえ乗車券をお求めください。

※旅客運賃割引証1枚について、1人1回限り乗車券を発売します。

※特急列車にご乗車いただく際には、別途特急券をお求めください

出典:東武鉄道HPより“よくあるご質問「普通乗車券に学生割引制度はありますか?」“から抜粋

東武も学割が使えます。


タイトルとURLをコピーしました